貯蓄ばかりに意識が向き、「お金をいつ・どう使えば後悔しないか」まで考えられていない人が増えています。
『DIE WITH ZERO』は「経験にお金を変えるタイミング」を数式とストーリーで示した希少な一冊。
当ブログ(お金の本まとめ)では“貯める・増やす”だけでなく“使って人生を豊かにする方法”まで届けたい――その切り札になる本だからこそ、今回取り上げます。
おすすめ読者
- 貯金が目的化し、使いどきを決められない 30〜50 代
- 体験よりモノにお金を使いがちで“思い出の配当”を増やしたい人
- FIRE や早期リタイア後に資産の取り崩し方を学びたい人
- 親や子どもへの生前贈与・教育資金の最適なタイミングを知りたい人
筆者について
筆者のビル・パーキンスさん!
1969年テキサス州、ヒューストン生まれ
アメリカ領ヴァージン諸島に拠点を置く
コンサルティング・サービス会社BrisaMaxホールディングスCEO
アイオワ大学を卒業後、ウォールストリートで働いたのち
エネルギー分野のトレーダーとして成功を収める
一刻も早く経験に金を使う
人生は経験の合計だ。あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、さらには一生に一度の経験の合計によって決まる。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
資産形成ばかり考えている自分に、お金を経験に使わなければと気付かされた一節です!
また経験からは、その瞬間の喜びだけではなく、後で思い出せる記憶が得られます!
私の場合、結婚式を親族だけで挙式することができ
何度も写真を見て「記憶の配当」を得ています!
20代の前半に本書読み実践すればより多くの「記憶の配当」が得られます!
年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
若いうちにお金を使うべき理由は「記憶の配当」以外に本書では下記の通り述べらています。
金から価値を引き出す能力は、年齢とともに低下していくのだ。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
なぜ年齢に応じて金の引き出す能力は低下するのか?
健康で体力のあるうちにお金を使うことで新しい経験になり価値を引き出すことができる!
しかし加齢等により健康が衰え始めると、それに伴い金から価値を引き出す能力も低下していきます!
つまり健康で体力のあるうち=20代でお金をたくさん使うことは理にかなっている!
お金を引き出す能力について気付かされた章でした!
貯めるだけではなく引き出す能力も考え資産形成を進めていきましょう!
やりたいことの「賞味期限」を意識する
私たちは皆、人生のある段階から次の段階へと前進し続ける。ある段階が終わることで小さな死を迎え、次の段階に移る。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
人は終わりを意識することし後悔の無いようにするにはタイムバケットで後悔のしない人生を作る。
タイムバケットとは?
自分は残りの人生で何をしたいのかを、大まかな時間的な枠組みとらえる。
タイムバケットを使えば、死ぬまでに経験したいことを
各段階別にリストアップして行動計画を立てることができる。
まとめ
一刻も早く経験に金を使う→
人生は経験の合計であり、経験は思い出せる記憶をとなり、繰り返し思い出すことで元の経験よりも多くの喜びが得られる。
年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する→
お金を引き出す能力は、健康で体力のある20代でお金を使うことは理にかなっている。
やりたいことの「賞味期限」を意識する→
タイムバケットを使い、自分は残りの人生で何をしたいのか、大まかな時間的な枠組みをとらえることができる。
お金と貯めるだけではなく、使い方について考えされられる一冊でした!
ぜひ一読してみてはいかがでしょうか?
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